認知症になっても気軽に飲めに行ける場所があってもいいじゃん。というコンセプト。
あつまった当事者の方から人生についての考え方や80歳を越しても活き活き暮らすコツなど勉強になりました。
「好きなことをやる。あわないことはわかるでしょ?無理につづけないこと」
そういう言葉をいただき、確かにそうだなーと思いつつ、幼少期から就労期の話しを聴いているととんでもなく努力されていました。
「食っていく為にね」と笑って話していましたが、そういう頑張りがあったからこそ今があるわけですよね。
老後に限らず仕事に関しても同じことが言えるなと思いました。
私もお一人当事者の方をお連れしました。
色々話してる中で、ご自分から今後についてのお話しをしてくれました。
死ぬまでどう生きていきたいか。子供に残すもの、整理するもの。
実はそういうことを考えていたのかと、楽しくワイワイやりながらも本音というか日々思っていることを聴くことができました。
帰り道中でも「こういうところに行けたのは、あなたにあった本当にご縁だね。またあったら行きたいね」と仰っていました。
そういう言葉は本当に自分が仕事をしている意味を感じさせてくれる。
自分というちっさい存在でもできるんだ!と小さい成功体験を味あわせてくれる。
d居酒屋を開催した周囲の方々、サポートしてくれているうちのスタッフに感謝しかない。
まちだdサミット2018年11月24日(土)
周囲の理解と声かけなど、困った人は助けるのあたりまえじゃん?という空気になれば認知症になってもこの町で希望を持って暮らすことでできるんじゃないかなと思います。
長く生きていけば認知症は特別なことではなく私たちの親、自分自身もなるんだと思います。
みんなでそんなことを考えるきっかけになるはずです。
2018.11.24 まちだdサミット開催です!下記リンクから。午前中は丹野智文 氏の講演がありこちらは事前予約です。
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彌 一勲
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