まちだDサミット〜認知症の人にやさしいまちづくりのはじめかた〜

11月24日 桜美林大学にて「まちだDサミット」が開催され、私もスタッフとして参加しました。まず関わったすべての人に感謝しています!ありがとうございました!当事者の方が壇上で200名を越える人たちの前でお話しをされました。

とても勇気のいることです。

印象に残ったのが「できることを辞めさせないでください。一回失敗しても次ももう一回やらせてください」という言葉です。

認知症が原因でできなくなることはあると思いますが、その人達が気軽に外出できなくなったり、家にいることをよしとする社会をつくって行動を制限しているのは私達かもしれない。

認知症になった⇒社会参加できなくなる ではなく、

失敗を許容できない社会⇒認知症当事者が社会参加ができなくなる。

私達が変われば、認知症になったとしても「失敗したらどうしよう」という心配が緩和されれば、今までどおりの生活の延長で人生を送れるのではないでしょうか。

実際私が認知症になった時を想像すると失敗して恥ずかしい思いをしたり、周りと調和をとれていない人の目を気にしやすい性格なので、人と関わるのが怖くて何もできなくなると思います。
でもこの日は当事者の話しを聴いて、午後からの司会や会場リーダーの役割をリラックスして楽しんでやれました。うまくできないかもしれないけれど、最善だけ尽くそう。しかも周りには会話を重ねてきたスタッフの皆さんと登壇者の方々。

とても心強かった。

考え方の方向性が変われば見方も変わるし、行動も変わる。

今回のまちだDサミットを通し、私自身も大きな学びがありました。また参加してくださった数百名の方が家に帰って、友達、家族、恋人にDサミットで感じたこと、想ったことを話ししてくれる。

町田から、身の回りから、自分自身からすこしづつ変えていきましょう。

そんなきっかけになったと思います。

まちだDサミット〜認知症の人にやさしいまちづくりのはじめかた〜

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彌 一勲

特別養護老人ホーム、訪問介護にて施設・在宅ケアに関わってきました。 ご縁があって出会った“人”の人生、生活に向き合い、専門職として関わることを大切にしています。介護が必要になってあきらめかけた自分らしい生活を介護士が黒子(きっかけ)となって叶う瞬間、ワクワクしている表情を見られる時にやりがいを感じます。 認知症になっても住み続けられるまちづくりを医療介護従事者、地域住民の方々と一緒に考え、行っています。

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