まちだDサミット 来客者数405名でした。
個人的な印象では来場者の方の大半は40歳以上。60歳以上の方々も多かったように感じました。午前中の丹野さまの講演や午後のセッション時も共感できることに大きく頷いている方も多く見受けられ、やはり身近で関心事だったり、または実際に家族で認知症と診断された方がいたりする人なのかなと思いました。
Dサミットの中の大きなメッセージとしては認知症になったら何もかも忘れて人生が終わりではなく、できることがあり、サポートがあれば自分らしく暮らせる。という当事者の言葉、そして取り巻く社会側の各分野の取り組みを通して伝わる内容でした。
参加者の反応を見ていると今回のサミットでそれぞれなにかを感じ持ち帰ってくれたかなと回顧しました。
そこにある方の発言ではっと思ったのが若い人の参加者が少なく、その層にまで広げていけたらということです。
関心事として思う世代、当事者が来場されるのと並行してまだまだ親も元気だし自分としても想像がつかない世代。もっと広げればこどもたち。そういう世代にどうやって知ってもらえばいいのか。
法人レベルでは地域のこども、小学生がぬくもりの園に入り、ご利用者と関わることができています。自然とお年寄りと交流し、元気でねーという感じで。
そこからさらに一歩、自然な形で介護、福祉、今回のDサミットのように伝えたいことをうまくこども、学生に伝えられたらなと思いました。
■ こちらの記事もあわせてご覧ください。
- まちだDサミットに参加
- まちだDサミットにむけて
- まちだDサミット〜認知症の人にやさしいまちづくりのはじめかた〜
- 遊団地〜団地はスゴロクである〜に参加
- 今日は何の日
- 「まちだDbooks」の取り組みの発表
- たこ焼き
- 本をきっかけにした認知症の人にやさしいまちづくりワークショップにて
- 湘南乃風?
- 清住平自治会と小山田小学校の郊外委員さんによる、「こどもの家」
The following two tabs change content below.
彌 一勲
特別養護老人ホーム、訪問介護にて施設・在宅ケアに関わってきました。
ご縁があって出会った“人”の人生、生活に向き合い、専門職として関わることを大切にしています。介護が必要になってあきらめかけた自分らしい生活を介護士が黒子(きっかけ)となって叶う瞬間、ワクワクしている表情を見られる時にやりがいを感じます。
認知症になっても住み続けられるまちづくりを医療介護従事者、地域住民の方々と一緒に考え、行っています。
最新記事 by 彌 一勲 (全て見る)
- 福祉従事者=しあわせ、幸福に暮らす支援をする専門職 - 2024年12月4日
- 2040年の日本が想像できますか? - 2024年11月27日
- QOL(生活の質)向上に一番大切な事とは - 2024年11月20日