QOL(生活の質)向上に一番大切な事とは 

先日、役職者以外の介護職員対象の研修を行いました。

移乗介助の介護技術講習会の実施と私から「自分らしく生きるを支える介護職のスキル」という二本立ての研修でした。みなさんは介護の仕事を通して、生活の支援が必要な人(ご利用者)にどんなベネフィット(利益、恩恵)をもたらしたいですか?一人一人色んな想いや考えがあると思いますが、当会としては皆さんと根本となる考え方を共有する必要があると考えています。
 
嘉祥会は専門職の集団であり、専門性の高いスキルと知識を用いてその方のQOL向上(生活の質)を目指していく事がミッションです。何をもってQOLが高くなるか?の答えとして、自己選択自己決定をあげました。

「幸福度」は自己決定できる程に向上する研究結果がでているように、医療介護の原則として自己選択自己決定がある事もその為だと考えます。

これに向き合うのは当会の理念【人間としての「尊厳」を重視し、個人の「意思」を尊重した生活の場の提供をめざします】を全員で大切にしたいからです。

個人の意思を尊重する=自己選択自己決定ができる。

選択肢を適切な声掛けで届けられていますか?

介護職の価値観から判断はしていませんか?

定期的にみなさんで振り返っていきましょう。

QOL(生活の質)向上に一番大切な事とは


【ぬくもりの園は介護事業を展開しています】
介護が必要になっても個人の尊厳と意思を何より一番大切に、生活の質(QOL)向上に向けて、喜び・笑顔のある日々をサポートします。

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社会福祉法人嘉祥会ぬくもりの園
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彌 一勲

特別養護老人ホーム、訪問介護にて施設・在宅ケアに関わってきました。 ご縁があって出会った“人”の人生、生活に向き合い、専門職として関わることを大切にしています。介護が必要になってあきらめかけた自分らしい生活を介護士が黒子(きっかけ)となって叶う瞬間、ワクワクしている表情を見られる時にやりがいを感じます。 認知症になっても住み続けられるまちづくりを医療介護従事者、地域住民の方々と一緒に考え、行っています。