自己選択自己決定を支える

2023年4月に小山田桜台商店街に地域密着デイサービスのCherish(チェリッシュ)が予定どおりオープンできました。

立ち上げにあたり、様々ご協力いただきありがとうございました。

ご利用者の「自分の家でいつまでも暮らしたい」という意思を尊重できるようにするにはどうすればよいか。

私は介護の基本でもある自己選択自己決定が尊重される事が大切だと考えます。

自分の生き方は自分で決める。しかし、身体機能、認知機能が低下していく高齢者にとって、自分で選んで自分で決める事は個人因子、環境因子の問題で‟選べない″状況になる事が結構な割合であります。

Cherishはご利用者定員10名の中、理学療法士が管理者です。

ご利用者が個人因子、環境因子で諦めていた「やりたい」と思える事を実現できるような選択肢を増やせるような役割をCherishはもっています。

法人理念にも‟個人の「意思」を尊重”という言葉がありますが、主体的に生きていく為の自立支援・自律支援には選択肢が必要であり、自分の「やりたい」という気持ちが大切だと思います。

「やらされている」とご利用者が感じていると、アプローチを見直す必要があります。

自立支援は意欲をあげる(エンパワメント)為にする様々なアプローチの事を言うのだと思います。

自己選択自己決定を支える


【ぬくもりの園は介護事業を展開しています】
介護が必要になっても個人の尊厳と意思を何より一番大切に、生活の質(QOL)向上に向けて、喜び・笑顔のある日々をサポートします。

在宅の介護サービス・グループホーム・働きたい方へ(総合ホームページ)
社会福祉法人嘉祥会ぬくもりの園
https://kashokai.com/

24時間見守りのある安心のシニア向け住宅(サ高住)
サービス付き高齢者向け住宅「清住の杜町田」
https://www.carehouse.kashokai.com/

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彌 一勲

特別養護老人ホーム、訪問介護にて施設・在宅ケアに関わってきました。 ご縁があって出会った“人”の人生、生活に向き合い、専門職として関わることを大切にしています。介護が必要になってあきらめかけた自分らしい生活を介護士が黒子(きっかけ)となって叶う瞬間、ワクワクしている表情を見られる時にやりがいを感じます。 認知症になっても住み続けられるまちづくりを医療介護従事者、地域住民の方々と一緒に考え、行っています。