要点を押さえた話し方をすると相手に伝わる〜コミュニケーション技術の授業番外編〜

皆様こんにちは!嘉祥会ブログ担当の彌 一勲(ひさし かずひろ)です。
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今日はアルファ医療福祉専門学校で行っているコミュニケーション技術の番外編。

要点を押さえた話し方をすると相手に伝わる〜コミュニケーション技術の授業番外編〜

私は物事を吸収する時はインプット・アウトプットは2つで一つと考えているので、授業の終わりにその授業で学んだ事の要点を書いていただいています。

第二回目の授業が終わった時に最初の振り返りを書いていただいて読み返していたのですが、伝わったという手応えを多少感じました。

キーワードは

傾聴、共感、受容です。

まず授業の冒頭でこの3つのキーワードをホワイトボードに書きました。
この三点はその日行うテキストの内容と参考資料、そして私の現場でのやりとりから伝えたい内容を抽出したものです。

コミュニケーションや電話のやりとりのノウハウとして、私が意識している事が

  1. 名前を伝える
  2. 結論から伝える
  3. 要点を三点にまとめる

こういう事を意識しています。
まず①は当たり前ですが、私は人の名前と顔を必死に覚えようとしていますが、物覚えが悪くて覚えきれない。なので、会社名と名前を伝える事を意識しています。ご利用者のご自宅に訪問した時もそうです。
必ず自分の名を名乗ります。

何回もあっていれば必要ないですが、一回や二回の会話では相手は私の事を覚えていないという事を意識しながら話します。
相手の名前をはっきり思い出せないでおこなうコミュニケーションは非常にぎこちないので、私は名乗ります。

②はどこがゴールなのかをまず伝える事で相手も話しのどこに注目していいのかという道標をつくります。私はコミュニケーションがそこまで得意でないので、まず簡潔に。伝わらないと意味がないので相手がわかりやすいように。

③これはよく聞かれる事ですね。私の場合は②のようにゴールを伝えます。そしてそれに至る要点を三点にしぼり説明をします。

あとは内容は具体的にが一番。だと思います。人によって「すごい」とか「大きい」とか相対的な比較の上に主観的な言葉にすると受け手側次第で解釈が違ってきます。

ただ会話の流れだったり、主観的な意見でカジュアルな話しの中では抽象的な言葉も時には有効です。

相手次第ですが、①、②、③が基本かと思います。

授業の要点として冒頭で
傾聴、共感、受容
を示し授業での内容がこの三点に集約されている、と時に戻って繰り返す事でその授業でうけとって理解してほしい事を要点として受け取ってもらえたようでした。

人にわかるように伝えるのは非常に難しい。
先生をしながら生徒に学ばされます。

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彌 一勲

特別養護老人ホーム、訪問介護にて施設・在宅ケアに関わってきました。 ご縁があって出会った“人”の人生、生活に向き合い、専門職として関わることを大切にしています。介護が必要になってあきらめかけた自分らしい生活を介護士が黒子(きっかけ)となって叶う瞬間、ワクワクしている表情を見られる時にやりがいを感じます。 認知症になっても住み続けられるまちづくりを医療介護従事者、地域住民の方々と一緒に考え、行っています。