キャラバン・メイトとしての活動をスタートしました。

キャラバン・メイトは「認知症サポーター養成講座」を企画・開催し、講師を務めます。

認知症サポーターとは、
認知症について正しく理解し、偏見を持たず、認知症の人や家族を温かい目で見守る「応援者」です。
その上で、近所で気になることがあればさりげなく見守る、困っている人がいたら手助けするなど、自分のできる範囲で活動を行っていただきます。

町田市は「認知症とともに生きるまちづくり」を掲げています。
2021年より、“認知症の人に優しい”から、“認知症とともに生きる”まちづくりに変わりました。
認知症当事者とそうでない人といった境界線をなくし、多様性を受け入れみんなで暮らしこの町を支えていく。そんな意味合いが強くなった印象があります。

受講された方々にとってジブンゴトとして捉え、考えるきっかけになること。そして目に見えるご様子だけでなく、その状況に至るお気持ちを想像し、思いやりのある関りに繋げることができたらと思っています。

マスクで顔が見えないために、目の表情や話し方で相手に思いを伝えないといけない状況が続いています。
マスクの向こうの相手の表情を察することも必要で、また今までは表情で相手に伝わっていた感情も、あえて言葉にして伝えないといけない時もあるかもしれません。

自分の言動で、相手の心はいい方向にも悪い方向にも動きます。

  • 伝える相手
  • 選ぶ言葉、トーン
  • 環境

これらの掛け算で色んな反応が生まれます。

そんな化学反応を想像しながら、今後も受講者の方々に正しい知識をお伝えするだけでなく、様々な気付きを得て頂き、心を動かせるような講座作りをしていきたいと思います。

町田市では、認知症に関心をもつ人々が集まり、現在認知症である「私」、これから認知症になりうる「私」にとって、町田市がどのような地域であってほしいのか、目指すべき地域のあり方を16の文章にまとめ、活動のビジョンとしています。

16番目には「私たちも、認知症の人にやさしいまちづくりの一員です。」といった文章があります。
日常における人と人との関りから、まちの空気が作られていることを、講座を通してお伝えしていきたいと思っています。
自分にとって学びの場でもある活動の1つです。これからも学びながら経験を重ねていきたいと思います。

キャラバン・メイトとしての活動をスタート


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