皆様こんにちは!社会福祉法人嘉祥会ブログ担当の彌一勲です。
4月9日、春の暖かい雨が降る中でしたが、大谷里山農園でBBQがあり参加させていただきました。
今回、のBBQ会場の大谷里山農園さんに行った事がなかったのでとても楽しみにしていました。
こちら
https://www.tokyo-satoyama.com/
本当に最高。棚田があり、石窯があり、山の傾斜を登ったりと自然の中で生きるを意識できる施設です。
是非お会いしたいと思っていた代表の大谷様とお話する機会があり、色々と話しを聞いた中で嘉祥会としても、そして私個人としても長らくお付き合いさせていただきたいと思いました。
私が想い描く、地域福祉の形の参考として宮崎駿監督と養老猛司氏の本で「虫眼とアニ眼」の冒頭のカラーページにある理想の地域の形が書かれているのですが、そに記載されている子供の教育について、私は激しく同意をしています。
それが大谷里山農園では実践できる。体験できる。
現代のテクノロジーや先端技術が大好きで真っ先に馴染みたいと思う私ですが、自然の中で得る喜び、楽しみは貴重な体験でいつでもわくわくさせてくれるものです。
水田を裸足でずぶずぶ入った脚の感覚だったり、畑で採れたばかりの野菜を食べたり、山に登ってたけのこを掘ってそれをすぎに焼いて食べたり、道路脇の川でざりがにをとったり、カエルを追い回したり。
となりのトトロ的な世界で育ちました。
そうやって育ってきたからか、今は家庭菜園とかハーブを育てたり、都心への意識から原点回帰している自分がいて、それが愉しみになっている事に気が付きました。
自分の子供にもそういう教育をしていきたいと強く思います。
そういう事もあり大谷様とそして大谷里山農園が大好きになりました。
認知症の方へ対して、また介護予防という事に関して園芸療法とか色々ありますが、自然の中で外の空気を吸い、稲や野菜を育て、それを収穫し、食べる。そういう農耕民族である日本人の本能を刺激する行為を行う事で自然と介護予防になると思います。
下小山田の元気なシニアの皆様を見るとそれを確信します。
家でそういう事ができる環境にある方は「今更そういう事は」と思われるかもしれませんが、実際嘉祥会で芋掘りのイベント等やると皆様目の色を変えて一生懸命に掘っていただけます。
収穫する事は喜びなんだと思います。その喜びは趣味嗜好でなく本能的なものなのかもしれません。
五感を刺激するとよく言われるケアの考え方ですが、それを叶えるには自然と触れ合う事が大切なのでは?と思いました。
そして、BBQに話しは戻りますが、やや強めの雨にもかかわらず100名以上の人がいらっしゃっていました。それこそ老若男女、障害者高齢者問わずにです。
すごい活気のあるBBQ大会でした。
私も福祉関係のお仕事をされている方と出会い、今の介護保険の現状とこれからの介護サービスについてで話しが盛り上がりました。
そして来週、その方が主催のサークルの勉強会に呼んでいただきました。
まさに嘉祥会がやろうとしている事をサポートし実践されてきている方だったので、それを励みに地域福祉の視点を大切に活動していきます。
■ こちらの記事もあわせてご覧ください。
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彌 一勲
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