新緑が眩しく、また過ごしやすい春の陽気。
デイサービスの皆さんで鹿沼公園に外出しました。
機能訓練として外出するので、それぞれの体調や身体状況によってスタッフも支援します。
公園は坂が少なく歩きやすいですが、屋内とは違い、砂利道だったりコンクリートでも起伏があったりします。
足踏みや足を上げたりと室内でやることも大切ですが、それぞれ楽しみながら機能訓練目的が達成されるので、外出はとても良いと考えます。
草花を見ていたら自然と脚が前に進んだ。
皆さんと話しながら歩くので、いつもより歩くことができた。
歩くのは難しいけれど、池の近くで手すりに捕まって立ち、池を見てしばらく立位を保つことができた。
鹿沼公園でもそういうことが行われていました。
普段自分一人や家族で行けないという場所に行き、歩いたり、季節の移り変わりを肌で感じ、色とりどりの花や新緑を見る。
気分転換にもなりますよね。
ご利用者と相談しながら、定期的にこういう機会が設けられたらと思います。
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彌 一勲
特別養護老人ホーム、訪問介護にて施設・在宅ケアに関わってきました。
ご縁があって出会った“人”の人生、生活に向き合い、専門職として関わることを大切にしています。介護が必要になってあきらめかけた自分らしい生活を介護士が黒子(きっかけ)となって叶う瞬間、ワクワクしている表情を見られる時にやりがいを感じます。
認知症になっても住み続けられるまちづくりを医療介護従事者、地域住民の方々と一緒に考え、行っています。

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