ぬくもりの園社内報はじめました

法人の理念共有について、時間をとってじっくり繰り返し行いたいと近くの人間は聞き飽きたと思うくらいに最近よく言っていることです。

今働いている職員にぬくもりの園に入職した決め手はなんだったか という項目をアンケートでとった時に、様々な意見がありました。その中で「少人数のケアをしてみたかった」「地域との交流が盛んで楽しそうだと思った」という意見が複数人いました。
今はWEBサイトやSNSを見てから問い合わせをいただくことが増えたので、ミスマッチが減っていると実感しています。
うちを選んだ理由の「少人数のケアをしてみたかった」「地域との交流が盛んで楽しそうだと思った」という言葉は職員のエンゲージメントが高い状態だと思います。
ぬくもりの園はずっと少人数の生活空間の整備をしてきており、社会福祉法人として、創設者の初代理事長が地元に想いがあって立ち上げた法人です。
なので嘉祥会が掲げる理念と行動指針と職員の目指したい方向性が合致している状態ですね。

しかし働いているうちに理念や行動方針って忘れがちだったりします。

なので、まずは社内報を使って理念や今法人が掲げて取り組んでいることについての通信簿をみんなに共有したいという考えではじめました。

ぬくもりの園社内報はじめました

表紙の文章
『介護が必要な方でも住み慣れた地域の中で、ご自宅と同じように、その人らしく、安心して生活を送っていただくことです。』―法人理念の一節―

法人理念は介護現場でも大変重要なことだと考えています。なぜかというと、防災や感染症等マニュアルのように、慌てずに確実に実施する必要があるものはマニュアルで共有して統一した対応をしますが、目の前のご利用者には画一的な対応で人間関係を築いていくことが難しいし、その時々のご利用者の変化に合わせてスタッフは判断し対応しなくてはならないからです。

スタッフが判断や日々のケアで迷うことがあったら、この理念に立ち返ってそれを元に行動をする事で、その行動が大きくぶれません。法人理念と現場で行っていること、自分のマインドを照らし合わせてみてください。法人のミッションとして、また、価値観の共有として理念が存在します。

こういう感じです。
中面は日頃のケアでよかったこと、感謝の言葉、介護保険や法律改正についての解説

などから初めてみました。

他、新入スタッフ紹介や職員のひとこと等です。

これからよりスタッフに関わってもらいつつ、社内報をコミュニケーションツールとして手にとるのが楽しみになるようなコンテンツにしたいと考えています。


【ぬくもりの園は介護事業を展開しています】
介護が必要になっても個人の尊厳と意思を何より一番大切に、生活の質(QOL)向上に向けて、喜び・笑顔のある日々をサポートします。

在宅の介護サービス・グループホーム・働きたい方へ(総合ホームページ)
社会福祉法人嘉祥会ぬくもりの園

24時間見守りのある安心のシニア向け住宅(サ高住)
清住の杜町田

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彌 一勲

特別養護老人ホーム、訪問介護にて施設・在宅ケアに関わってきました。 ご縁があって出会った“人”の人生、生活に向き合い、専門職として関わることを大切にしています。介護が必要になってあきらめかけた自分らしい生活を介護士が黒子(きっかけ)となって叶う瞬間、ワクワクしている表情を見られる時にやりがいを感じます。 認知症になっても住み続けられるまちづくりを医療介護従事者、地域住民の方々と一緒に考え、行っています。