イギリスより視察でお越しのレベッカジャービスさんと情報共有

イギリスよりレベッカジャービスさんが嘉祥会のグループホームと清住の杜町田に視察にお越しいただきました。

イギリスより視察でお越しのレベッカジャービスさんと情報共有

お越しいただくなら海外事情を調べておこうと資料を見ていましたが、イギリス、オランダ、デンマークでも高齢化しています。欧州も施設→住み慣れた地域でいつまでも という流れがあります。日本で言うと地域包括システムを構築して医療と介護がシームレスに提供され、住み慣れた地域で暮らすことを目指していますが、欧州では「エイジングインプレイス(Ageing in Place)」と言うようです。
日本も欧州も同じ高齢化社会に対し向き合っています。

「してあげる」→「するを支える」

と聴くと日本の介護でいう自立支援という言葉が浮かびます。
自立支援をする関わり方が介護職の専門性かと私は思っています。

「ウェルビーイング原則」

できる能力を活用して日常生活動作をやっていただくということは基本にあります。また「私は編み物が得意だった」「昔は友達とお茶して喋っているのが好きだった」とそれぞれの趣味や生きがいがあるので、それをできる支援をする。

自立支援ですね。

嘉祥会でも実践していますが、この「ウェルビーイング原則」という言葉は理解しやすいし、なんでそういうケアを実践しているかということの根幹になる気がしました。

レベッカジャービスさんにぬくもりの園のグループホームが大切にしていること、ご利用者のニーズや生きがいを地域のリソースを含め考え支援していることをお伝えし、意見交換しました。

グループホームのご入居者のお一人にお声掛けし、案内していただく形でお部屋を見せていただきました。
レベッカジャービスさんは「畳大好き」と畳張りの部屋を気に入っていました。
部屋に飾ってあった習字の額を見て、ご入居者の趣味の習字について皆で話しました。

私としてはイギリスと言えば、認知症になっても住みやすいまちづくりを先進的に行っているイメージがあります。

実際イギリスではどんな感じなのかうかがいました。

スーパーマーケットの取り組みで、認知症でも安心して買い物ができるように会計時急かさずゆっくり会計できるスローレーンのこと、図書館で認知症関連の本を誰もが見やすい場所に置いてある取り組みについて聞いてみると、意外にも「やっているところはあるかもしれない。やっていても不思議はないですね」という返答でした。
イギリスでもこれからの取り組みのようです。

日本の介護業界は世の中の介護職に対するイメージや賃金のことで全体的に人材不足のことを伝えると、「イギリスでも同じ」だと
のことでした。海外に行ったことないので、海外は介護職は世間的に認められて〜とかそういう返答があるかと想像していましたがこれまた意外。

町田市で行っているRUN伴、Dbooks、Dカフェ等の話しをするととても興味を持ってくれました。
生活の中で何かしらの課題や生きづらさを感じている方へ向けての取り組みや、それに対する想いや考えはグローバルですね。

今回はとても貴重な機会をいただきました。

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彌 一勲

彌 一勲

アルファ医療福祉専門学校卒業後、社会福祉法人悠々会特別養護老人ホーム悠々園の現場スタッフで2年間・現場チーフで3年間高齢者の介護業務にあたる。2014年社会福祉法人嘉祥会ぬくもりの園へ転職。施設長補佐として従事。ご利用者の役に立てる為に何ができるかを考え、心に寄り添ったケアを実践します。