皆様こんにちは!嘉祥会ブログ担当の彌 一勲(ひさし かずひろ)です。
「善きことは、カタツムリの速度で動く」
というガンジーの言葉を、皆様知っていますか?
私は先日まで耳にした事がなかったのですが、社会福祉法人合掌苑 森理事長から教えていただきました。
この言葉を聞き、咀嚼し自分の中で復唱してみると
社会福祉法人合掌苑様は常に私の知る限りでの町田市の最先端を走っており、ITの導入から職員の福利厚生や働き方について常々パラダイムシフトを起こしてきた法人であり、非常に合理的でスピーディーに物事を推し進めている様に見えたのでスピード至上主義なのかと思っていました。
しかし、それとは真逆の言葉の意味合いの言葉が森理事長から聞かれて身震いしました。
合掌苑様が実施しているアメーバ経営ですがwikipedia
❝企業の人員を6~7人の小集団(アメーバ)に組織する。アメーバごとに「時間当たり採算=(売り上げ-経費)÷労働時間」を算出し、時間当たり採算の最大化を図る。時間当たり採算の目標値を月次、年次で策定。労働時間短縮や売り上げ増加策を実行に移して目標達成を目指す。❞wikipediaより引用
実施して2年で機能しているという事を聞いていたり、介護職員の長期休暇が定着している事だったり、議題を棚の上に上げたらスピーディーに行われているかと思っていました。
しかし、理事長がそれらの計画を「できる」と判断に至るまでアメーバ経営は10年近くの時間を要したとの事でした。
その10年で経理やマネジメント等等整えて、いけるとジャッジしてからはスピーディーに一気にやる。
成し遂げた事だけを聞くと「合掌苑というしっかりした法人だからできる」と思われがちな事も、実は水面下でじっくりゆっくり時間をかけている。
だからこその成功があるのだと思いました。
『善きことは、カタツムリの速度で動く』
PDCAサイクルを回す事ばかり考えて、Pを何個同時に描けるか、そして時間をかける事も重要だなと感じました。
いつも沢山の事を学ばせていただいております。
嘉祥会を動かす原動力にならねば!
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彌 一勲
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