遊団地〜団地はスゴロクである〜に参加

2019年3月9日木曽団地で行われた『遊団地』というイベントに運営スタッフとして参加しました。
日頃よりお世話になっているイラストレーターさんが中心となっているイベントでこの度ご縁をいただきました。
私はそのイラストレーターさんと顔をあわせる度に「街づくり」「地域コミュニティ」についてよく話しをします。住みやすいまちづくりに関して、私個人としても嘉祥会としても高齢者福祉の視点から考えている事を相談します。Dサミットにも足を運んでいただきました。

まちだDサミット〜認知症の人にやさしいまちづくりのはじめかた〜
https://kashokai.com/blog/archives/13079

地域のこども達のクリスマス会WITHぬくもりの園
https://kashokai.com/blog/archives/13155

遊団地は団地をアートと遊びを通して知ろう!というコンセプトのイベントです。

遊団地〜団地はスゴロクである〜に参加

普段馴染みのないものに対して、どうやって認知してもらうのか、興味関心をもってもらうのか。

私も介護の仕事をたくさんの人に知ってほしい。社会福祉法人ってどんなことをやっているのか、どんなところなのか。を知ってほしい。と色々考えるのですが、学生や他業種の企業の方に「(介護について)こういう仕事なんです」と何も介護の仕事について知らない人に伝えても『とてもいいことですね』という返事はいただくが、言葉から得られた印象でよいことをやっているなという反応は得られるのですが、実際どんなものか実態はわからないままです。

そういう人にどうやって興味関心をもってもらえるように仕掛けるのかというと、やはり足を運んでもらうきっかけをつくり実際の様子を見て感じていただくのが一番良いと考えます。

遊団地という仕掛けもそれと同じで、団地に住んでいなければ普段足を運ばない団地にまず来てもらう。そして実際感じてもらうということです。

嘉祥会は準備から実行までスタッフもご利用者にも関わっていただいた今回の遊団地。

遊団地〜団地はスゴロクである〜に参加

会場を彩るガーランドはご利用者に趣旨説明し、快諾してくださった方々に作成をお願いしました。
当日は嘉祥会スタッフが主に担当させていただいた「まとあて」ゲームのコーナーにてまとあてゲームをクリアした参加者にクリアの証としてシールを貼る担当をしていただきました。会場スタッフ皆が被っていたニット帽もお揃いです。

遊団地〜団地はスゴロクである〜に参加

遊団地〜団地はスゴロクである〜に参加

作成したガーランドが実際会場でどんな風に飾られているのか、また子供が多いイベントなので子供好きな方が来ていただければ楽しめるかなとお誘いしていました。

まとあてコーナーは学生ボランティア、嘉祥会のご利用者、スタッフで運営しましたが、とてもいい雰囲気でした。学生もおばあちゃん達に優しく、シールを貼るのに少し手を差し伸べたり。

遊団地〜団地はスゴロクである〜に参加

本当におばあちゃんがその場にいると場が和むんですよね。

子供が楽しむ様子を見て喜ぶご利用者、そして活気ある学生ボランティア。この風景はとってもいいです。

認知症あるかないとかその場には関係なく、自分たちができること、楽しめることをゆったり笑顔で協力しあっていました。

遊団地〜団地はスゴロクである〜に参加

遊団地のイベント自体も昨年実施した遊団地の入場者数を上回り、大変盛り上がりました。同日開催の団地キャラバンと遊団地と行ったり来たりの交流もあり、今後もさらに盛り上がりそうなイベントです。

遊団地〜団地はスゴロクである〜に参加

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彌 一勲

特別養護老人ホーム、訪問介護にて施設・在宅ケアに関わってきました。 ご縁があって出会った“人”の人生、生活に向き合い、専門職として関わることを大切にしています。介護が必要になってあきらめかけた自分らしい生活を介護士が黒子(きっかけ)となって叶う瞬間、ワクワクしている表情を見られる時にやりがいを感じます。 認知症になっても住み続けられるまちづくりを医療介護従事者、地域住民の方々と一緒に考え、行っています。

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