介護は、ご利用者一人一人に合わせたケアが大切です。
対個人のケアをするのにまず行う事がアセスメントという専門的視点で客観的にご利用者の情報収集です。
そのアセスメントの精度次第でケアを行う際にご利用者とご家族に説明し、同意を得る介護計画書の内容が大きく変わってしまいます。
現在世間でchatgptに代表する人工知能(以下、AI)のチャットボットが話題になっています。
ChatGPTは人間が質問を打ち込むと、人からの返答のように、もしくはそれ以上の内容の事を返答してくれたり、使いようによっては曲をつくってくれたり、小説を書いたりしてくれます。
この技術革新により、私達はアセスメントができれば介護計画書はAIがつくってくれるという未来がすぐそこまで来ていると思います。
冒頭にあげたように、このアセスメントがしっかりできていなければどんなに優れたAIであっても、肝心な内容が徐々にずれていきます。
疾患別のケアの方法についての大切さを近年言われてきていますが、ケアの方法やリスクなどについてはAIをつかえば誰でも知る事ができるようになります。
情報の民主化と言われ、インターネット、SNSから誰もが専門知識を得られる社会です。
専門知識はスマートフォンで得られる前提で、私達が存在価値を示すには、やはり接遇やビジネスマナー取得、人格形成を行い、専門知識とスキルの提供以上に「人としてあなたにお願いしたい」と思われるような対人援助ができる事が求められるのではと考えます。
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彌 一勲

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