当会の理念に“個人の『意思』を尊重した生活の場の提供”という部分があります。
どう生きたいか、暮らしたいかというちょっと先を考えた時の個人の『意思』と、日々の生活の局面で自分が行動する原理である『意思』があります。
私たち介護職は直接的に「何がしたいですか?」「〇〇お願いできますか?」と聞くだけでなく、環境を整え、個人の意思による行動を促せると思います。
食事後のテーブル拭きを例にとると、「テーブル拭きお願いできますか?」と声をかけて台拭きをお渡しするところを、テーブルの上にそっと台拭きを置いておきます。
ひょっとしたら食事の後だからテーブル拭かないといけないと自らの『意思』で選択し、実行するかもしれません。
人は自分で気がついて選択できる事が大切です。日々のケアの+1としてスタッフ一人ひとりがもっていてほしい考え方です。
【ぬくもりの園は介護事業を展開しています】
介護が必要になっても個人の尊厳と意思を何より一番大切に、生活の質(QOL)向上に向けて、喜び・笑顔のある日々をサポートします。
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彌 一勲
特別養護老人ホーム、訪問介護にて施設・在宅ケアに関わってきました。
ご縁があって出会った“人”の人生、生活に向き合い、専門職として関わることを大切にしています。介護が必要になってあきらめかけた自分らしい生活を介護士が黒子(きっかけ)となって叶う瞬間、ワクワクしている表情を見られる時にやりがいを感じます。
認知症になっても住み続けられるまちづくりを医療介護従事者、地域住民の方々と一緒に考え、行っています。
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