中途採用者オリエンテーション。法人の一員として絶対共有したい言葉達

皆様こんにちは!嘉祥会ブログ担当の彌 一勲(ひさし かずひろ)です。

就職先を決める時、一体何を気にしているのかとても興味があります。

近いから?給料がいいから?自分がやりたい介護が実践されているから?法人の理念に共感できたから?

色々ありと思います。

特にかくご縁があって入職してもらった職員の皆さんには後悔してほしくないと思ってオリエンテーションや定期面談、研修を行っている所です。

やっぱり一度働いた所の印象が悪かったり辛かったりすると「介護業界はもう嫌だ」とバーンアウトしてしまいます。介護業界で働く人って人の為に自分が頑張ってしまうタイプが多いです。

本来はそれが”良さ”のはずが自分のメンタルを蝕むきっかけになってしまう事があるんですよね。

学校の学生には実習先できっと誘われるかもしれない、たしかに嬉しいかもしれないけれど、何箇所も見学して学んでから自分にとってベストと思える選択をしてほしいので授業でも伝えています。

そんな感じで嘉祥会の職員のみならず介護職に嫌気が差して辞める職員を減らして業界が活性化するといいなと思っているのですが、当然私達の仲間になってくれた職員の方は特別扱いです。

まず嘉祥会の職員の行動指針、心に常にとどめておくべき理念や少人数制ケアについて熱く語ります。やっている事は大した事はないかもしれませんが、正しいと思える事に情熱を注ぎ人の為になる事をするのは無駄ではないと思っているので熱く語る。

嘉祥会の3つの心得

嘉祥会理念

3つの奉仕の心。これは社会福祉法人だからこそ、福祉だからこそかと思います。公益的な法人だからこそ、その使命を職員一人一人心に刻み物事を考えなければいけない。職員を雇用しているので経営はしっかりやらないといけないんですが、社会、地域単位の為に力を尽くすのは外せないキーワードです。

ブログで語り尽くせるものでないのですが、兎に角キーワードは法人の理念。そして、職員にお願いしているのが、業務を完璧に遂行する職人ではなく、ひとりひとりのニーズに合わせてフレキシブルに考え、動く事ができ人を傷つけない言葉で関わったご利用者の幸せやこうなりたい目標に向けて一緒に歩める人。そんなプロフェッショナルになってほしいと繰り返し話します。

「人として、優しく、多様性を受け入れられる成熟した人」

人対人。嘉祥会の介護の仕事はどんな仕事?りんごを売っているわけでもパソコンを売っているわけでもなく、職員がご利用者の為に働いた対価をいただくものです。だからこそ、職員一人一人の成長が必要なんですね。

オリエンテーション風景

頼もしい二人が中途で入職してくれました。

ユマニチュードについて話すと「僕も前職で一人ユマニチュードを実践したところ、周りの職員に「は?」という感じで理解してもらえなくて。そういう介護を実践したく小規模の事業所を探して就職を決めたんです」と言ってくれました。

嬉しかったですね。相思相愛だったわけですから。

もう一人も熱心にメモをとり、大きく頷いており三人の中で「よし、また明日からやってやろうぜ!」という目標の共有した感じがしました。

素敵な仲間がこうやって一人、また一人と増えていく。もっともっと良い法人にしていきましょうと誓いました。


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彌 一勲

特別養護老人ホーム、訪問介護にて施設・在宅ケアに関わってきました。 ご縁があって出会った“人”の人生、生活に向き合い、専門職として関わることを大切にしています。介護が必要になってあきらめかけた自分らしい生活を介護士が黒子(きっかけ)となって叶う瞬間、ワクワクしている表情を見られる時にやりがいを感じます。 認知症になっても住み続けられるまちづくりを医療介護従事者、地域住民の方々と一緒に考え、行っています。