しごとで地域とつながる。そして自立支援

グループホームはご入居者にとっては家です。
何をあたりまえのことを というところなのですが、家だからこそ地域との繋がりがいたって一般的なことであるわけです。

ご入居者はみなさん自治会の一員です。なので回覧板が回ってくれば内容を確認して次のお宅に届けるし、自治会で行う祭りに参加したりするわけです。
その他にも地域の一員として運動会を見に行ったり、来訪する子供と交流したり、地域のふれあいサロンに参加してみたりします。

グループホームに入ったらその建物内で生活すべてが完結するのではなく、この場所に住んだ一人の住民として暮らしていただきたいと思っています。

繋がりを自分の実生活で考えると

  • 住居近所の人とのつながり
  • 学生時代の人のつながり
  • 仕事で出会った人のつながり

でつながりが存在します。オンラインでつながっている人もほとんどがオフラインでの出会いがあり、その延長でfacebookでのつながりです。

これらのつながりの中でも今関わるほとんどが仕事で出会った人達です。仕事で出会ってつながって今の自分を支えていただいている。そして自分ひとりではできないことに携わらせていただいている。

仕事には色々な側面があります。だからこそおもしろいわけです。
DAYS!BLGさんや町田市役所で開催されたD活、また竹林プロジェクトを通して認知症の人がはたらきながら活き活きと活動されている姿があるのを知りました。

はたらいて報酬を得る。だけではない生活のハリと自立支援につながる要素がたくさんあることに気が付きました。

今回、グループホームご入居者がしごととして行えるか検討していることがあります。
それは地域の障害者施設で抱えている仕事のアウトソーシング、そして困りごとをグループホームご入居者にやっていただけないかということ。

グループホームご入居者は漢字検定に挑戦されたり(https://kashokai.com/blog/archives/12446)と、新たなことへの提案へも快諾してくださる方が何名かいます。これも漢字能力を向上させて難しいテストに合格する!ではなく、できることを活かしての自立支援が根っこにあった上での挑戦になります。漢字は以前覚えて読み書きできたものであり、それができる方々と目標設定をして日々練習してテストに望む。そして合格という成功体験をし、みんなで喜び合う。

そういうことが「できる」という自信にもなるのかなと思って企画したものです。

障害者施設との連携も「うち(障害者施設の法人)のご利用者で服をビリビリにやぶく方がいる。スタッフも裁縫が得意でないのでやっていただけると助かる」とお話しをいただきました。

実際グループホームのご入居者はご自分で針に糸を通し、縫い物に没頭する方が何名かいらっしゃいます。その姿を見ると上手で感心してお話しするのですが「女の人は大体できますよ。そんなこというと女の人に怒られますよ」と笑ってお話ししてくださいます。

しごとで地域とつながる。そして自立支援

外に出向いての定期的な活動はご入居者の年齢と体力から継続性を考えると難しいかこともあるかもしれないですが、グループホーム内にいながらできることを活かしたしごとならできる。

まさに働き方改革です。

その可能性を今テストしています。

しごとを通して、発注先の法人職員とご入居者の交流が生まれ、ご入居者ができあがった洋服を届けることで、そこでの人とのつながりもうまれる。人の役にたてたという達成感につながるといいなと思っています。

しごとを通してつながりが広がる。そして自立支援にもなる。

無理なくはじめられたらいいなと今グループホームでまったりとはじまっています。

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彌 一勲

特別養護老人ホーム、訪問介護にて施設・在宅ケアに関わってきました。 ご縁があって出会った“人”の人生、生活に向き合い、専門職として関わることを大切にしています。介護が必要になってあきらめかけた自分らしい生活を介護士が黒子(きっかけ)となって叶う瞬間、ワクワクしている表情を見られる時にやりがいを感じます。 認知症になっても住み続けられるまちづくりを医療介護従事者、地域住民の方々と一緒に考え、行っています。

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