地域のボランティアの方による体操

地域の方にボランティアでお越しいただきました。「身体をねじる」体操と20cmで円柱の木の棒を持って行う体操をメインにレクチャーしていただきました。

講師の方はふれあいサロンでうどんの作り方を教えてくださっていた方で、私がサロンに参加したことをきっかけにお話しするようになりました。
ウルトラマラソンのプロをしていらっしゃった方で、マラソン大会の企画運営等もやっていたようです。

ウルトラマラソンってフルマラソンの42.195キロ以上走るみたいで、なんと100キロ走ったりするんですね。すごい・・・。

現在は体操の講師などで全国を回ったり、海外のマラソン大会に顔を出したりとご多忙の日々。

そんな中、デイサービスに来てくださいました。感謝です。

この20cmの長さの円柱の棒を使う体操が非常におもしろく、そして身体に色々な刺激を与えてくれるのを感じました。

つまり普段使わない筋肉まで刺激してくれている感覚がありました。

「身体をねじる」体操と20cmで円柱の木の棒を持って行う体操ご利用者の方には椅子に座っていただきながら、円になっていただき、間に職員が入りわかりにくいところは一緒に行いました。

私も参加したのですが、棒を持ってひねり動作や、関節の間にハサミ力を入れる動作をしました。

クビに棒を挟んで力を入れる動作は円背を防止する為に行うとのことです。

円背は背中が曲がってくる、猫背ということなのですが、何故猫背になるかというと首が前にでて、それにつられる為に背骨が曲がっていくと説明されていました。

円柱の棒を手で強く握って様々な動作を行うだけで脳みそが疲れた感じがありました。
やっぱり手をつかう事って脳への刺激が強いんだろうなと改めて思いました。
これは本を読んだり会議したりした後の脳みその疲れとは違うんですよね。

「そこ使ってなかったから」というような、そこそこ!っていうやつです。

しかも同時に身体がポカポカします。

新たな発見でした。

棒を使った体操はずっと行っていたのですが、目から鱗ですね。

ご利用者も最初はどうやるのか、戸惑っている人もいましたが途中から慣れてきて笑顔も見られました。熱心に体操をおこなっていただけました。

レクチャーで皆さんの前で「こうやります」とお手本を講師の方が見せてくださるのですが、それを見てすぐ理解し実行するのが難しい方もいらっしゃいましたが「考えるよりも感じる」と言った具合に実際動かしてコツを掴むと皆さんスムージに行えていました。

とても有意義な時間になりました。

地域の方がボランティアで来てくださったことがとても嬉しかったです。

本当に良かった。

■ こちらの記事もあわせてご覧ください。

The following two tabs change content below.
アバター画像

彌 一勲

特別養護老人ホーム、訪問介護にて施設・在宅ケアに関わってきました。 ご縁があって出会った“人”の人生、生活に向き合い、専門職として関わることを大切にしています。介護が必要になってあきらめかけた自分らしい生活を介護士が黒子(きっかけ)となって叶う瞬間、ワクワクしている表情を見られる時にやりがいを感じます。 認知症になっても住み続けられるまちづくりを医療介護従事者、地域住民の方々と一緒に考え、行っています。