忠生地区ソフトボール大会

本日、忠生地区ソフトボール大会に出場しました。

昨日の雨でグラウンド状況が心配されましたが、晴天の中、無事開催されました。
私自身、はじめて清住平のソフトボールメンバーとして出場させていただきました。

清住平のソフトボールチームのメンバー構成は最年長75歳から最年少21歳ととっても幅広い年齢層のチームで、ボリュームゾーンは60歳〜70歳の方々です。
世代間を超えたこのチーム編成がすごい面白いんです。

こういうチームの大会とかイベントを主として動いている方は良くわかると思うのですが、一つの団体をまとめて当日を迎えるだけでも一苦労なんです。ただ集まりましょう!というわけにはいかずに連絡事項を適当に流し、人数調整や必要物品。そしてメンバーの個性を見極め適材適所にて器用する。これを日常生活プラスアルファでやるのは大変です。

大会実行委員の方々の挨拶とかも、本当に頭の下がる思いでした。

話しを戻します。
この清住平自治会のソフトボールチーム。本当に、愛のあるチームです。試合後のお疲れ様会でソフトボールチームの生い立ちや、この地域に対する想いを聴くことができました。
何にでもストーリーがある。清住平自治会のソフトボールチームも今年で結成10年だそうです。近年、私含めU60(60歳以下)の人が4人チームに加入し、皆様、本当にウエルカムであたたかい。
最年長の方は「若いのが入ったのでまだまだ負けないという張り合いができて、よかった」と言っていました。

本日出場した選手の中でアンダー60は4人。あとは60歳以上という事でした。皆様若々しくて、元気で、楽しそうで、私は介護事業を生業にしていますが、こういう楽しそうで活き活きしている方は、介護が必要ない状況でずっと行ってほしいです。そして一緒にソフトボールをやったり自治会の集まりで顔を合わせたりして面白い話しを聞かせてほしいです。

そんな皆様がもし介護が必要になったとしたら・・・・私個人が介護に携わらせていただきたいと思いました。だって、これは実は介護とかではなくて、お世話になった方々への気持ちを少しでも態度で示させていただければという事でです。

今日のように楽しく素敵な時間を一緒に共有できて、私も皆様とご近所ですので、ご家庭の話しや家の事を聴くと、他人事ではもうなくなってしますのです。介護保険でやれる事、ケアプランでの支援内容は決まるのですが、そういう事ではなくて、ご近所の付き合い。
つまり国が言っている互助の関係ですね。
来年度から要支援が総合事業に以降し、ボランティアを中心とした活動が必要とされてくるのですが、なんか、そういう集まりでなく、好きな事を好きな人達と、そしてご近所さんでできる環境がある事が本当に充実した日々で「生きている実感」なのではないでしょうか。

試合は2連敗でしたが、両方見せ場たっぷりであと一本での敗戦でした。みんなで同じ目標に向かって頑張りました。
そして清住の杜の地域交流室でのお疲れ様会。
とっても有意義な一日になりました。

私は4打数4安打1ホーマーで少しはお役に立てたかと前日からのプレッシャーから解き放たれました 笑

今後も皆さんと色々と組み立てていきたい。「60代は青春」とおっしゃられていたのが忘れられません。

忠生地区ソフトボール大会

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彌 一勲

特別養護老人ホーム、訪問介護にて施設・在宅ケアに関わってきました。 ご縁があって出会った“人”の人生、生活に向き合い、専門職として関わることを大切にしています。介護が必要になってあきらめかけた自分らしい生活を介護士が黒子(きっかけ)となって叶う瞬間、ワクワクしている表情を見られる時にやりがいを感じます。 認知症になっても住み続けられるまちづくりを医療介護従事者、地域住民の方々と一緒に考え、行っています。