豪雨、地震等災害時の課題に感じた事

毎年豪雨で水害が各地で起こっています。

当会がある町田市でも指示が出ていましたが、集中的な豪雨の際、高齢者が指定された避難場所まで現実的に行けないように思いました。
町田市下小山田町は川沿いや斜面に隣接している場所に住居がある方もおり、含め今後の時について住民の方と協力して日頃からの備えや連携について確認する必要があると感じました。

町田市の洪水ハザードマップ
町田市の洪水ハザードマップ

当会の近隣にあたる町田市下小山田町、上小山田町は鶴見川が流れており、家屋に浸水するような水害はあまり聞いた事はありません。実際道路まで水が溢れ出している事を見たので川沿いにの方では庭先まで水がきたという方もいらっしゃるかもしれません。

土砂災害はかなり気になります。
土砂災害

土砂災害ハザードマップを見ると、下小山田町、上小山田町でも警戒区域、特別警戒区域になっている場所も複数見られます。
実際先日の豪雨でhttps://news.yahoo.co.jp/articles/339e03430c4afff68a4eca6eafc0d444bbc68f56
土砂崩れがあったようです。

実施避難指示が出た時に、近隣の避難場所として指定された場所が
忠生地区)小山田南小学校、図師小学校、忠生中学校、山崎中学校、町田総合高校、忠生第三小学校、忠生市民センター
であり、上小山田、下小山田の住民が歩いて避難するには距離があります。豪雨の中、どうやって移動したら良いか、誰が助けを必要としているかを把握するとなると大変です。
小山田小学校があるのですが、小山田小学校も警戒区域に当てはまっています。

当会としては運営しているサービス付き高齢者向け住宅清住の杜町田の地域室を避難場所として開放しており、以前台風が来て鶴見川が氾濫しそうと判断した住民の方が避難してきた事もあります。
現在当会ができている事は場所の開放と呼びかけ、地域自治会との防災連携。
実際問題、地域で土砂災害等が報告されています。毎年のように豪雨がやってきます。

まさに自分事でもあり、お住まいの方にとって必要な社会資源となりうるのかを考え、行動していきたいと改めて思わされました。


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彌 一勲

特別養護老人ホーム、訪問介護にて施設・在宅ケアに関わってきました。 ご縁があって出会った“人”の人生、生活に向き合い、専門職として関わることを大切にしています。介護が必要になってあきらめかけた自分らしい生活を介護士が黒子(きっかけ)となって叶う瞬間、ワクワクしている表情を見られる時にやりがいを感じます。 認知症になっても住み続けられるまちづくりを医療介護従事者、地域住民の方々と一緒に考え、行っています。