町田市ボッチャネットワーク大会

町田市ボッチャネットワーク大会にぬくもりの園グループホームのご入居者チームが参加するので応援にいってきました。

ボッチャという競技を知っていない方も多いと思います。

ボッチャは、ヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目です。

ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。
http://japan-boccia.net/about/

すごくシンプルでルールもやりながら理解しやすい。そして恐ろしく盛り上がる競技です。

カーリングにニュアンスは似ていると思います。

スポーツとして誰でも楽しめるボッチャ。その大会に出るだけで社会参加です。

町田市ボッチャネットワーク大会

さらにこの町田市ボッチャネットワークにはネットワークとつくように目的があって開催されています。

目的 「町田市ボッチャネットワークでは、災害時における避難所でボッチャに取り組むことで、子供から障がい者、そして高齢者など要避難行動支援者の顔が見える関係を作り、防災ネットワークづくりに貢献することを目指して活動を続けています」

というものです。

防災ネットワークづくり、顔の見える関係性づくりをすることは大変ですよね。防災訓練やりますから来てください覚えてください。
という活動もひとつですが、避難場所に来てボッチャを通して交流することでお互いを知るというスポーツの力を十二分に使って楽しみながら目的を達成できる仕組みなので素晴らしい。

この日はゼルビーくんも来て、グループホームの方々とハイタッチ。嬉しいですね。

ボッチャの大会に継続して出場させていただいていますが、地域のチームの人から「練習試合しましょう」とお誘いを受けたりと地域とのつながりも広がっていっているのを実感します。

ボッチャ担当の職員もやる気に満ちていて、職員、ご入居者ともに楽しむことができています。

町田市ボッチャネットワーク大会

町田市ボッチャネットワーク大会

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彌 一勲

特別養護老人ホーム、訪問介護にて施設・在宅ケアに関わってきました。 ご縁があって出会った“人”の人生、生活に向き合い、専門職として関わることを大切にしています。介護が必要になってあきらめかけた自分らしい生活を介護士が黒子(きっかけ)となって叶う瞬間、ワクワクしている表情を見られる時にやりがいを感じます。 認知症になっても住み続けられるまちづくりを医療介護従事者、地域住民の方々と一緒に考え、行っています。