夏祭りにむけて

ヘルパーステーションの事務所がある小山田桜台の団地祭にむけて訪問介護の空き時間を活用し準備を進めています。

私自身が学生時代から体育祭や文化祭は苦手なのですが、ヘルパーステーションのスタッフの中には祭りが好きというスタッフもおり、準備の際に「楽しいね」と言いながらやってくれています。

そして私は苦手だからやらない訳ではなく、携わるのですが、リーダーシップを発揮してくれるスタッフは別にいます。

スタッフみんなであーでもない、こーでもないと手を動かしながら準備しています。

夏祭りにむけて

この様子を見て、「法人って祭り事にしちゃえば面白いんじゃないか」と思いました。
今回の団地際で出店するコンテンツのターゲット層は、幼稚園年少から小学4年生という感じです。ターゲット層の子供達に喜んでもらうにはどうしたらいいのか?
そういう事を0から始めました。

祭り好きのスタッフを含め色々案を出して、値段設定し、収支計算して見込みが立ちます。そして手を動かしながらコンテンツをブラッシュアップしていきます。

祭り当日という目標日時が設定され、訪問介護の空き時間から逆算して役割分担していきます。◯◯さんは何が得意でという基準で業務をふりわけます。
そこに中央集権的なものはありません。

スタンドアローンコンプレックスです。

進捗状況確認せずとも仕事が進み+αを作り出します。

これって法人運営に通ずるものがある。

法人運営となると、肩書順になんか偉いような感じになり、会議という名のもとに招集されるとみんな静かになってしまう。

踊る大捜査線の映画で「事件は会議室で起きているんじゃない。現場でおきているんだ」とありましたが、会議室でう〜んと悩んで「時間がないからこの議題は持ち越しで」とやっているよりも、いい案が思いついたらまず検証し、事業計画が書ければあとは目標にむかって手を動かしてみんなでやっていけばいいんじゃないかと。

任せるなら任せるというのが大切で、自主的に動いてもらえるように責任者をつけ動いているチームに対し事細かく修正指示を出していると人ってやる気を失います。

まず任せられる人なのか、内容なのかの精査が仕事を指示方が一番気になるところかと思います。スタッフの実力と案件を自分の頭の中で何回も回して、あとは希望的観測で乗り越えられるだろうという課題も込で任せます。

それでも難しいなら一緒にやろう。と道筋を誰よりも発注主は考えて指示してあげることが大切だと。

祭りの準備から法人運営まで話しを広げましたが、得意なこと、活躍できることを活かせる環境だと人って輝くし活き活きとします。

法人運営は祭りだ

私もこの祭りなら好き。桜台の祭りももちろん、お客さんに喜んでいただけるように一生懸命用意します。

8月25日出店予定です。是非お立ち寄りください。

夏祭りにむけて

■ こちらの記事もあわせてご覧ください。

The following two tabs change content below.
アバター画像

彌 一勲

特別養護老人ホーム、訪問介護にて施設・在宅ケアに関わってきました。 ご縁があって出会った“人”の人生、生活に向き合い、専門職として関わることを大切にしています。介護が必要になってあきらめかけた自分らしい生活を介護士が黒子(きっかけ)となって叶う瞬間、ワクワクしている表情を見られる時にやりがいを感じます。 認知症になっても住み続けられるまちづくりを医療介護従事者、地域住民の方々と一緒に考え、行っています。