Dカフェ(認知症カフェ) スターバックスの多摩境店にて開催

Dカフェ(認知症カフェ) スターバックスの多摩境店にて開催されたDカフェ(認知症カフェ)にグループホームのご入居者と一緒に行ってきました。

認知症カフェっていうとあまりポジティブなイメージは正直わかなかったのですが、コンセプト的には認知症の方が普通に楽しく談笑する社会性を保つ場。また在宅で介護されている家族にとっては一息つける憩いの場になるようにという感じです。

Dカフェ(認知症カフェ)

さらにスターバックスで開催されるのでオシャレで美味しいラテを飲めるからくらいの気持ちで行けるのがGOODだと思います。

そんな事でうちのグループホームのご入居者と普通にスターバックスでお茶しませんか?くらいの気持ちで参加しました。

皆さんあまりスターバックスを利用されないとのことでしたが、キャラメルマキアートやラテなど美味しいのをご存知で注文されていました。

グループホームは地域密着型の介護サービスですので、地域の住民としての生活、社会参加、社会での役割をもって生活できるようにを心がけています。

お茶をしに行くだけでもいいのですが、普段交流がない方々とお話しできるのもいいかなと思います。

Dカフェ(認知症カフェ)

認知症ってだけ聞くとマスメディアで取り上げられているようなイメージで、「よくわからない行動をとるようになる」「何も理解できなくなる」という印象をもっている方がほとんどかと思います。

しかし、カフェで笑顔でみんなで談笑している様子を見れば「なんだか楽しそうな会だ」というように感じるはずです。

介護職も参加していますので、認知症の方とのコミュニケーション方法や大切なことを心得ていますので認知症ということは置いておいて、楽しい時間を共有しましょうよという空気感です。

私もグループホームのご入居者とざっくばらんに話して笑って美味しいラテを飲めて幸せでした。

筍掘りに行って料理して食べましょう!と盛り上がりました。

施設内でおこなうレクとは違ってスタッフとご入居者も同じことをしてワイワイやるので「レクを提供する」のではなく「大切な時間を共有する」という認識になります。

Dカフェに参加し、ご入居者も大満足な様子でした。

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彌 一勲

特別養護老人ホーム、訪問介護にて施設・在宅ケアに関わってきました。 ご縁があって出会った“人”の人生、生活に向き合い、専門職として関わることを大切にしています。介護が必要になってあきらめかけた自分らしい生活を介護士が黒子(きっかけ)となって叶う瞬間、ワクワクしている表情を見られる時にやりがいを感じます。 認知症になっても住み続けられるまちづくりを医療介護従事者、地域住民の方々と一緒に考え、行っています。