ふれあいサロンにて健康を考えた高齢者の食事というテーマだったので、嘉祥会の栄養士がメニューを考え調理しました。
地域の方の要望だった「清住御膳」を用意し、参加者みなさんでワイワイ話しながら、食べながら、栄養学について学びました。
必要な「5大栄養素」は聞いたことがあると思いますが、栄養素を吸収するのに効果的な食べ合わせが存在することはあまり普段意識しないことかと思います。
今回のメニューで出た豚の生姜焼きはとても合理的なもので、豚肉のビタミンB1が吸収されやすくなる為にネギを一緒に食べるといいと言われているようです。
また塩分を控えて味をしっかりつけることや、食べやすいワカメの戻し方等説明を加えながら本日のメニューを解説していきました。
参加者からも会話のながれから質問が多く聞かれ、日々の食事の課題をQ&A形式でみんなで共有しました。
毎日のことですから、大変な料理、多品目は難しいですよね。
また「毎日自分が作って料理を出しているから、こうやって作ってもらって美味しいごはんが食べれるのはいいわね〜」という女性の方がおり、みなさん縦に首を振り共感されていました。
清住御膳を自治会の方と協働で月に一回とかやっていけたらおもしろいですねと、今後についてもお話しできました。
地域のこれからの課題をみんなで考え、協力しあっていきたいですね。
【ぬくもりの園は介護事業を展開しています】
介護が必要になっても個人の尊厳と意思を何より一番大切に、生活の質(QOL)向上に向けて、喜び・笑顔のある日々をサポートします。
在宅の介護サービス・グループホーム・働きたい方へ(総合ホームページ)
社会福祉法人嘉祥会ぬくもりの園
24時間見守りのある安心のシニア向け住宅(サ高住)
清住の杜町田
■ こちらの記事もあわせてご覧ください。
- 日刊シニアに嘉祥会の管理栄養士のメニューが掲載
- ~ 本日の昼食 ~
- 夢庵おやつ
- 手作りパン教室
- 2月の地域サロンは、ぬくもりの園の調理職員が調理した「冬の清住御膳」でした
- 郷土料理
- 調理レク
- 秋のバーベキュー大会
- デイサービスでバーベキュー
- デイサービス恒例
The following two tabs change content below.
彌 一勲
特別養護老人ホーム、訪問介護にて施設・在宅ケアに関わってきました。
ご縁があって出会った“人”の人生、生活に向き合い、専門職として関わることを大切にしています。介護が必要になってあきらめかけた自分らしい生活を介護士が黒子(きっかけ)となって叶う瞬間、ワクワクしている表情を見られる時にやりがいを感じます。
認知症になっても住み続けられるまちづくりを医療介護従事者、地域住民の方々と一緒に考え、行っています。
最新記事 by 彌 一勲 (全て見る)
- 介護福祉士の専門性とは? - 2024年1月31日
- 根拠のある介護(ケア)とは? - 2024年1月24日
- キュア中心からケア中心へ~保険医療2035~地域包括ケアシステムのその先の未来 - 2023年8月9日