季節を味わう天然酵母のパン教室

4月12日はパンの日という事を皆さま知っていましたか?

私は全く知らずにパン教室の日にちを設定しましたが、清住の杜町田で行うパン教室立ち上げにちょうどいい日取りになりました。

 

パンの日って何でしょうと検索すると

江川太郎左衛門の師に当たる高島秋帆の従者に、長崎のオランダ屋敷に料理方として勤め、製パン技術を覚えた作太郎という人がいました。そこで、作太郎を伊豆韮山の江川太郎左衛門宅に呼び寄せ、パン焼き窯を作り、1842年4月12日、記念すべき「兵糧パン」第1号が焼き上げられました。

この兵糧パンはまあまあの評判を得て、その後、大規模な製パン所で、大量のパンが作られるようになったのです。また、水戸や薩摩でも、同じようなパンが作られるようになりました。

4月12日が、いわば日本のパン発祥の日であることから「パンの記念日」とし、そして毎月12日を「パンの日」として全国のパン屋さんがより一層のサービスに努めることを、パン食普及協議会が1982年に定めました

http://www.panstory.jp/panday/panday.html引用

という事でした。

なんという吉兆でしょうか(笑)

 

タイトルにあるように天然酵母のパン教室です。講師は町田市で天然酵母パン教室moonjin(ムーンジーナ)を行っている藤原かよ子先生にお願いしました。参加者は清住の杜町田にお住まいの方と、ショートステイ、グループホームのご入居者の皆様7名様です。

 

今日は5月に清住の杜町田の地域交流スペースで行うパン教室の予行で器具、備品やオーブンなどひとつひとつ確認しながら行うという形で行いましたが、パンを作る工程は普段のパン教室と行っている事に近い形です。

 

一次発酵した生地(ここまでにすでに先生はこねて6時間発酵させています。素晴らしい)をちぎって片手で握れるサイズに丸くし二次発酵をします。

その間に参加の方々に具材を切っていただいたり、桜の塩漬けの水分を抜いたりと作業を参加者皆さまで協力していただきながら工程を進めていきます。

季節を味わう天然酵母のパン教室

本当にいつも思いますが、女性の方々の料理の腕前は錆びることがありませんね。

玉ねぎを細かく切ったりする動作を見ている私はドキドキしますが、手早く包丁を扱っていらっしゃいました。

 

二次発酵が終わった生地を先生のレクチャーを受けながら形成させていきます。

季節を味わう天然酵母のパン教室

生地を伸ばして丸い型でぬく作業を行います。片手のみ動く方は片手で生地を伸ばす作業。説明を繰り返し聞きながら進める方、一度手本を見せたらご自分で何個も進んでやっていただける方とお一人お一人のペースで和やかな雰囲気で行います。

指先を動かして会話をしながら一つの事を集中して行う介護予防の要素もありますね。

 

本日初めて顔を合わせた方も数人いらっしゃいましたが、協力しながらパンを作っていきます。

季節を味わう天然酵母のパン教室

季節を味わう天然酵母のパン教室

形を形成して予熱しておいたオーブンにて10分、また桜あんのパンはセイロで蒸して10分程度で完成です。

季節を味わう天然酵母のパン教室

季節を味わう天然酵母のパン教室

ほくほくの出来立て天然酵母のパンです。

お味は、本当においしかったです。春ねぎをつかった和風のパンはねぎがとってもあまく、しょうゆと鰹節との相性も抜群。ふわふわに膨らんだパン生地と素朴な粉のかおりが風味をひきたてます。

桜あんのパンは生地がもちもち。同じ生地にて作ったパンですが、こちらはセイロで蒸しました。セイロの竹の匂いと桜の塩漬けのいい香り。

春を感じる天然酵母のパン。素敵でした。先生のパンのアイディアは素晴らしいです。教え方もわかりやすいので私も機材さえあれば今日のメニューへ家でできそうです。はまりそうな予感です。

 

次回は5月後半で清住の杜町田の地域交流スペースで行う予定です。詳細が決まりましたらブログ、facebook、回覧板にてお知らせします。定員10名様で予約制にしようと思います。どなたでも参加できますのでお気軽にお問合せください。

 

先生のパン教室はhttp://moonjina.tamaliver.jp/  こちらをご覧ください。

パン屋さんやったらいいのにと思う腕前です。皆さんのコミュニティスペースみたいになっているようです。清住の杜町田でもそういうコミュニティのスペースになってほしいです。

パン教室にお誘いいただいたので今度参加させていただきます。

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