調査研究を行うため見学に

「介護施設に住む高齢者(特に認知症の方)の活動およびウェルビーイング」についての調査研究を行うため、

イギリスのロンドン南西部の介護施設に住む高齢者のサポートをする専門チームで働いている、理学療法士の方が、国際長寿センターの方と、グループホームぬくもりの園、サービス付き高齢者向け住宅清住の杜町田に見学にいらっしゃいました。

日本の高齢者の生活の中に活動がどのように組み込まれているか、個人のウェルビーイングおよびその介護者の生活に活動がどのような影響を及ぼすかを調査し、イギリスにおいて異なるアプローチをいかに応用出来るかを検討していきたい
と言うことでした。

グループホームでは、廊下に貼ってある、お一人お一人のやりたいこと、それが出来たときにシールを貼る目標カレンダーに興味を持たれました。

「その方その方がやりたいこと、やって見たいことをお聞きして、それができたら、できた日にちを書いてシールを貼っていきます。

出来たときはご本人はもちろん、担当スタッフも嬉しく、スタッフのやりがいにもなっています」と、見学案内した、グループホーム所長が説明しました。

また、やはり理学療法士の方ですからか、作業療法士の方が、スタッフと一緒にご入居者の身体動作を見ながら考案し、毎日行っている「ぬくもり体操」に大変興味を持たれていました。

サ高住では、見学の時、ちょうどラジオ体操の時間でした。

「そういえばラジオ体操っていつからあるのかしら?」「ラジオ体操だから、テレビがないじ時代からでしょうか?」と、話が盛り上がり、調べると、なんと昭和3年、約100年前でした。

その後、担当した、サ高住主任が、日々の生活の様子や、季節ごとのお食事イベント、地域の子供たちとの交流などの写真をお見せしながら「サロンなど地域の方との交流もあり、近くの美容院の美容師さんもご入居者が美容院にいくと、帰りは清住の杜まで送って来てくださるんです。

食事も地域の農家さんの野菜を使用して栄養士が献立を立てて、地域との繫がりがあるのが家のサ高住の特長です」とお話ししました。

今回、担当スタッフが2人とも、自分が日々ご入居者に接しているからこその、「家の特色」を自身の気持を言葉にして話してくれたことが、見学に来られた方にも伝わったようで嬉しく思いました。

また、足を運んでくださりありがとうございます。

調査研究を行うため見学に

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